GSカルテックスの潤滑油ブランド「Kixx」は、API(米国石油協会)が定めた最新規格API SPに対応し、自動車エンジンの性能を最適化する新しいプレミアムエンジンオイルのラインナップを発売しました。
近年、自動車において、燃費と出力が優れたGDI(ガソリン直噴式)およびT-GDI(ターボチャージャー付きガソリン直噴式)エンジンが搭載される割合が高まっています。しかし、こうした小型化・高出力化されたエンジンは、点火前に燃焼室で異常燃焼が発生する「LSPI(低速早期着火)」現象に弱く、これにより、エンジン内部の主要部品の破損が起きることがあります。また、タイミングチェーンの摩耗は、性能低下や排出ガス増加の原因となります。
自動車エンジン技術において昨今ますます厳しくなっている要求を満たすため、KixxのSP製品群は高品質のベースオイル、高機能性添加剤、粘度指数向上剤を配合して製造され、新しいAPI SP規格に対応して設計されたこれらの製品はLSPI現象を防止し、タイミングチェーンを摩耗から守ります。
GSカルテックス潤滑油マーケティングチームのチェ・ウンジョン チーム長は、「我々はドライバーが最高品質のエンジンオイルを使用することにより自動車の性能を最大限に引き出せるよう、サポートしている。Kixxでは、最新規格を超えるレベルの製品を作るため、絶えず研究開発に取り組んでいる」と話しています。
Kixxの最新製品は、タイミングチェーン保護とLSPI現象防止機能が強化された新しいSPの要件を満たすだけでなく、あらゆる面で従来製品よりはるかに優れた性能を誇ります。ターボチャージャーや三元触媒 といった排気ガス後処理システムの寿命を保護・延長することにより、自動車オーナーの総保有コストの削減につながるメリットもあります。また、優れた品質のベースオイルと添加剤を採用することにより最適な粘度を維持できる点、酸化安定性が高い点や、抜群の低温特性により始動時のエンジンのスムーズな動作を実現している点なども特筆すべき特徴です。Kixxの最新潤滑油製品は、同社の独自の技術である「トリプル・ダブル・テクノロジー*」を採用し、安定したエンジン性能と耐久性を実現しています。
*三つの防止技術(摩擦低減・酸化防止性・摩耗防止性)と二つの向上技術(耐熱性・せん断安定性)の組み合わせ
以下の製品は、8月3日からグローバル市場で順次発売する予定です。具体的な発売日は、製品や地域ごとに異なります。
- Kixx G1 SP(合成油) – 5W-20, 5W-30, 5W-40, 5W-50 (2020年8月発売予定)
- Kixx G1 SP(部分合成油) – 10W-30, 10W-40, 20W-50 (2020年10月発売予定)
- Kixx G1 SP(合成油)- 0W-16, 0W-20, 0W-30 (2020年12月発売予定)
Kixx SP製品の詳細については、Kixxのウェブサイト(www.kixxoil.com)でご確認ください。
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